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「北緯43°のリア」関係者全員の経過観察終了

2021年03月21日


 All Sapporo Professional Actors Selection vol.2「北緯43°のリア」は、3月5日の千穐楽以降、関係者全員の健康状態の経過観察を続け、2週間が経過した3月19日(金)まで、全員健康状態に異常がないことを確認いたしました。これで、全員の経過観察を終了し、安全に公演を終了できたものと判断し、報告させていただきます。
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 ご来場くださった観客の皆様の「何とか千穐楽まで無事に公演できるように」という厚い想いをヒシヒシと感じながらの公演でした。客席の皆様が身振り手振りでマスクを着用したままやり取りをなさって、飛沫拡散防止にご協力くださっていたことも聞きました。マスクのご着用、咳エチケットの徹底、手指消毒、検温などへの皆様のご協力のおかげです。本当にありがとうございました。
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 今年度3月末までにはまだ、劇場の利用や学校へのワークショップ講師の派遣のほか、3月27日に石狩市で公演する予定の子ども劇団「碧い海」の公演への演出家・俳優の派遣が継続していまして、現在それを安全に実施することに全力を注いでおります。

 今年度は感染症拡大の影響で、いくつかの大切な公演を中止せざるを得ませんでしたが、それでも、多くの公演事業やワークショップ、劇場運営を何とか安全に実施することができました。いずれの事業も観客の皆様、支援してくださった皆様、協力してくださった皆様、劇場利用者の皆様が、私共の考えたかなり厳しめの感染症対策基準をご理解くださり、実施を徹底してくださったおかげです。本当にありがとうございました。
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 現在、全国的には第4波と呼ばれる感染拡大の懸念があり、まだまだ気の抜けない日々が続くものと思います。4月以降の新年度も、感染症対策を徹底しながら、北海道の演劇を必要としている皆様のために、何としても劇場のドアをこじ開け続けてゆく所存でございます。

 今後もご理解とご協力、そしてご支援をお願い申し上げます。

2021年3月20日
公益財団法人 北海道演劇財団
理事長・芸術監督 斎藤歩


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