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「暴雪圏」関係者全員の経過観察を終了しました。

2022年03月31日


All Sapporo Professional Actors Selection Vol.3「暴雪圏」は、3月17日の千穐楽以降、関係者全員の健康状態の経過観察を続けておりましたが、1週間が経過した3月24日(木)の段階で、全員の健康状態に異常がないことを確認していました。2週間が経過した、本日3月31日(木)においても全員問題なく、「暴雪圏」は安全に公演を終了できたものと判断し、報告させていただきます。

ご来場の皆さんも、感染症対策へのご協力、本当にありがとうございました。

独自の感染症対策基準を策定して以来、2年間。その対策の内容も日々更新しながら、多くの事業を実施して参りました。時期によっては、かなり厳しい局面もありました。関係者本人だけでなく、関係者の同居人や仕事先などに陽性疑いや、濃厚接触疑いの方が現れる度に稽古やワークショップを中断し、検査をしなければ再開できないような期間も多かったです。

今回の「暴雪圏」の現場では、関係者全員のご家族や周囲の方々のご協力のお陰で、一度も中断することなく、順調に準備を進めることができ、劇場に入ってからも、hitaruのスタッフの皆さんや、ご来場の観客の皆さんのおかげで、千穐楽まで安全に公演を終えることができました。

「暴雪圏」終了後の3月29、30日には、1月末に公演予定だったものの延期していた、中高生による創作劇「こちょうのゆめ、みたいな」も無事に上演を終えることができ、今年度の全ての事業を終了しました。

2021年度も感染症拡大の影響で、いくつかの大切な公演やワークショップなどの事業を中止、もしくは延期せざるを得ませんでしたが、それでも、多くの公演事業やワークショップ、劇場運営を何とか安全に実施することができました。いずれの事業も観客の皆様、支援してくださった皆様、協力してくださった皆様、劇場利用者の皆様、そして関係者と、そのご家族の皆さまが、私共の考えたかなり厳しめの感染症対策基準をご理解くださり、徹底してくださったおかげです。本当にありがとうございました。

現在、全国的には第6波と呼ばれる感染拡大が下げ止まり、あるいは、第7波と呼ばれる感染の再拡大懸念があり、まだまだ気の抜けない日々が続くものと感じています。4月以降の新年度も、感染症対策を徹底しながら、北海道の演劇を必要としている皆様のために、何としても安全に劇場のドアを開き続けてゆく所存でございます。

2022年度も、私共の活動へのご理解とご協力、そしてご支援をお願い申し上げます。

2022年3月31日
公益財団法人 北海道演劇財団
理事長・芸術監督 斎藤 歩


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