公演案内詳細
札幌座Pit「葉桜」富良野公演
上演日程 | 2025年07月19日 |
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作 者 | 岸田國士 |
会 場 | 富良野演劇工場 |
住 所 | 富良野市中御料 |
主 催 | NPO法人ふらの演劇工房 | 後 援 | 北海道、富良野市、富良野教育委員会 |
協 力 | 舞台芸術共同企画 |
共 催 | 公益財団法人北海道文化財団 |
このお芝居について
2019年の初演時に大好評を得た札幌座Pit「葉桜」。
2023年の札幌での再演・栗山町での公演を経て、2025年7月に富良野にて上演する運びとなりました。
時代が変わるとともに変化していく結婚への価値観と、どんな時代でも変わらない母と娘それぞれへの想い。2025年の皆様の目にどのように映るでしょうか?
札幌座としては久しぶりの富良野公演となります。
富良野の皆様と劇場でお会いできるのを心待ちにしています。
演出家からのメッセージ
岸田國士が大正14年に書いた「葉桜」を、2019年4月、元号が「平成」から「令和」に変わったばかりの札幌で、設定を現代の札幌に書き換えて脚色・演出し、シアターZOOで初演しました。
「大正」のころは「お見合い」だった設定は、「令和」の札幌ではスマホを介した「婚活サイト」に置き換わり、相手からOKか否か返事を迫られている娘と母が、既に花が散り、葉桜となってしまった小さな桜の木の下で、互いの揺れ動く心中を探り合いながら対話する60分ほどの「喜劇」に仕上げてあります。
娘は結婚し、新しい家庭を築く。母親は、一人娘を家庭から送り出し、還暦という節目も意識せざるを得ない年齢に差し掛かったタイミングで一人暮らしを始めなければならない。母と娘、二人の人生に大きな変化をもたらす「結婚」。母と娘、父親不在の家庭、二人で暮らした生活が大きく変わらざるを得ない局面に立たされた「昭和」と「平成」、異なる価値観を持つ二人の女が、春風に煽られて微かに揺れ動く葉桜の木の下、どのような将来を思い描き、どのような選択をし、OKか否か、求められている結論に応え、新しい人生に進もうとするのか。
「令和」の時代もすでに7年目となり、世界はますます混迷を極め、将来を見通すことが困難になっています。「平成」の頃、誰がこんな「令和」の世界を、日本を予想したでしょうか?
「昭和」生まれの母親を磯貝圭子が、「平成」生まれの娘を熊木志保が演じます。
斎藤 歩
キャスト
磯貝圭子
熊木志保
スタッフ
清水友陽
木村美結
前田透
照明/竹屋光浩(ヘリウムスリー)
宣伝美術/若林瑞沙(Studio COPAIN)
撮影/渡辺遼司
制作/札幌座
チケットに関して
チケット料金 | 注:チケット販売は5月19日(月)10:00からとなります。
一般:3,000円(当日3,500円) 演劇工房会員:2,500円 小中高生:1,500円 ※全席自由 ※未就学児童入場不可 ※親子室あり(要予約) |
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公演日程表 | 7月19日土曜日 14:00開演
※開場は13:30 |
チケットの取り扱い | 注:チケット販売は5月19日(月)10:00からとなります。
チケット販売・チケット予約 富良野演劇工場 ★電話予約:0167-39-0333(10:00~17:00) ※公演当日精算可 ★専用メール予約→チラシの裏面にQRコードがありますのでそちらを読み取って必要事項をご記入の上送信してください |