公演案内


札幌座第48回公演 
『大海原で』

『大海原で』

上演日程 2015年11月18日~2015年11月23日
会 場 扇谷記念スタジオシアターZOO
住 所 札幌市中央区南11条西1丁目ファミール中島公園B1F
主 催 北海道演劇財団、NPO法人札幌座くらぶ
協 賛 ホクレン、北洋銀行、北海道文化放送、北海道新聞社、岩本・佐藤法律事務所
後 援 札幌市、札幌市教育委員会
助 成 文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
協 力 さっぽろアートステージ2015実行委員会、札幌劇場連絡会

チケットに関して


このお芝居について

私たちは食べたい!

筏で漂流する3人の男たち。めぼしい食料の尽きた3人は、大海原の真ん中で『誰を食料とするか』議論を始める。それは、3人の中から『食べられるべき存在』を選ぶための議論だった。平等に、公正に行われるはずの議論はやがておかしな傾きを見せ始め、それぞれの立場はぐらついてゆき、一人の男が『食べられるべき存在』に追い込まれてゆく。思わぬ闖入者に翻弄されながら、3人の議論は白熱し、やがて『食べられるべき存在』

演出家からのメッセージ

ディレクターとしての初仕事となった『ブレーメンの自由』は、つい先日、札幌座の演劇シーズン出品作品として再演されました。様々な角度から取り組み、試行錯誤で形を模索しながらの初演、再演となりました。矛盾に満ちた問題作である『ブレーメンの自由』を上演できたことで、自分は新たな発見や可能性が目の前に広がりました。
自分にとってそれに続く作品が、この『大海原で』です。
理由も明かされぬまま漂流し、やがて「誰かを食べよう」と言いだす3人の男たち。その悲惨すぎて滑稽な様は、普遍的な「世界にはじかれてしまう人間」の悲哀が感じられました。それも、笑ってるうちに、足元から恐ろしくなるくらい。
『ブレーメンの自由』が問題作であるなら、この『大海原で』は娯楽作です。
ムロジェックの仕掛けた遊びと皮肉に思い切り乗っかって、3人の飢えたる男たちの争いを現出させようと考えています。その飢えたる3人の男を、札幌で活動する3名の演出家が演じます。「漂流する」「飢えた」3人の対決!そして生粋の札幌座員である木村洋次、高子未来がこの3人にどう絡むのか。見ものです。劇場に現れるのは虚構か、はたまた本物の、生き残り合戦か。
珍味となるか、絶品となるか、秋の味覚をじっくりとお楽しみください。


キャスト

清水友陽、木村洋次、高子未来

町田誠也(劇団words of hearts)、小佐部明広(劇団アトリエ)

スタッフ

ドラマツルグ/マイエル・イングリッド、斎藤歩 舞台美術/高村由紀子 
舞台製作/アクトコール株式会社 舞台監督/佐藤健一 
照明プラン/熊倉英記(スージアンサンブル) 照明オペレーター/市川薫
音響プラン/弦巻啓太 音響オペレーター/深津尚未(弦巻楽団)
宣伝美術/若林瑞沙(studio COPAIN)
制作/松本智彦、横山勝俊 ディレクター/斎藤歩 
プロデューサー/平田修二、木村典子 

チケットに関して

チケット料金 一般:3,000円 学生:1,500円 高校生以下:1,000円
公演日程表

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チケットの取り扱い ローソンチケット 0570-084-001(Lコード:11007)
大丸プレイガイド 011-221-3900

北海道演劇財団 011-520-0710
シアターZOO 011-551-0909

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